国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学大学院 連合農学研究科

研究科について

設置の趣旨と沿革

設置の趣旨

本研究科は,岐阜大学,信州大学及び静岡大学の各大学の農学研究科*が有機的に連合することによって,特徴のある教育・研究組織を編成し,生物(動物,植物,微生物)生産,生物環境及び生物資源に関する諸科学について高度の専門的能力と豊かな学識,広い視野をもった研究者及び専門技術者を養成し,農学の進歩と生物資源関連産業の発展に寄与し,さらに,農林畜水産分野の人材養成を切望する海外からの要請にも応えて,高度の学術・技術の修得を希望する外国人留学生を積極的に受入れ,諸外国における農学及び関連産業の発展にも寄与しようとするものである。本研究科の教育・研究組織は,中部地区の環境,立地など農学及び産業に関連する諸要因を考慮し,産学共同によって,中部地区の発展にも貢献しようとするものである。
*平成22年度からは,静岡大学及び岐阜大学の2大学による構成となる。

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沿革

昭和45年7月 文部省大学設置審議会農学関係専門委員会委員有志によって,博士課程新構想大学院検討会が設けられ,連合大学院の構想についての検討を開始した。
昭和52年10月 農水産系連合大学院構想を全国一本の組織として推進することになった。
昭和53年4月 東京農工大学に農水産系連合大学院(仮称)創設準備室が設置された。
平成3年4月 岐阜大学大学院連合農学研究科(信州大学,静岡大学,岐阜大学の連合)が設置された。
初代研究科長に田中克英教授が就任した。
平成5年4月 第2代研究科長に仲野良紀教授が就任した。
平成5年12月 連合大学院研究科棟が岐阜大学に新営された。
平成6年3月 第1回の課程修了者16人(外国人留学生7人を含む)に博士(農学)の学位が授与された。
平成9年4月 第3代研究科長に杉山道雄教授が就任した。
平成11年4月 第4代研究科長に渡邊乾二教授が就任した。
平成12年10月 本研究科の外部評価を実施した。
平成13年4月 第5代研究科長に篠田善彦教授が就任した。
平成13年5月 本研究科創設10周年記念式典が挙行された。
平成16年4月 国立大学は「国立大学法人」となる。
岐阜大学大学院連合農学研究科の設置及び運営に関する構成国立大学法人間協定について、3大学(信州大学、静岡大学、岐阜大学)の学長が締結した。
平成19年4月 第6代研究科長に高見澤一裕教授が就任した。
平成22年4月 岐阜大学及び静岡大学の2大学による構成となる。
平成22年9月 本研究科創設20周年記念式典が挙行された。
平成23年4月 第7代研究科長に鈴木文昭教授が就任した。
平成24年3月 本研究科とスブラス・マレット大学大学院との教育研究協力に関する協定を締結した。
平成24年5月 本研究科と独立行政法人産業技術総合研究所との教育研究協力に関する協定を締結した。
平成24年7月 本研究科とアッサム大学生命科学部との教育研究協力に関する協定を締結した。
平成24年7月 本研究科とインド工科大学グワハティ校との教育研究協力に関する協定を締結した。
平成24年12月 本研究科とチュラロンコン大学理学部との教育研究協力に関する協定を締結した。
平成25年12月 本研究科とダッカ大学生物科学部とのデュアルPhDディグリープログラムに関する協定を締結した。
平成26年4月 第8代研究科長に千家正照教授が就任した。
平成26年4月 本研究科と独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所との教育研究協力に関する協定を締結した。
平成26年10月 本研究科とスブラス・マレット大学とのデュアルPhDディグリープログラムに関する協定を締結した。
平成27年1月 本研究科とチュラロンコン大学理学部とのデュアルPhDディグリープログラムに関する協定を締結した。
平成27年3月 本研究科と広西大学とのダブルPhDディグリープログラムに関する協定を締結した。
平成27年6月 本研究科とチュイロイ大学との部局間交流協定を締結した。
平成27年7月 本研究科とアンダラス大学とのダブルPhDディグリープログラムに関する協定を締結した。
平成27年8月 本研究科とバンドン工科大学生命科学工学部との部局間交流協定を締結した。
本研究科とガジャマダ大学とのダブルPhDディグリープログラムに関する協定を締結した。
本研究科とスブラス・マレット大学との部局間協定を更新した。
平成27年9月 本研究科とチュラロンコン大学とのダブルPhDディグリープログラムに関する協定(改訂版)を締結した。
平成27年12月 スブラス・マレット大学にIC-GU12共同実験室を設置した。
ダッカ大学にIC-GU12共同実験室を設置した。
本研究科と静岡県試験研究機関との教育研究協力に関する協定を締結した。
平成28年2月 本研究科とカセサート大学理学部とのダブルPhDディグリープログラムに関する協定を締結した。
カセサート大学にIC-GU12共同実験室を設置した。
平成28年7月 本研究科とキングモンクット工科大学トンブリ校とのダブルPhDディグリープログラムに関する協定を締結した。
平成28年8月 本研究科とボゴール農科大学とのダブルPhDディグリープログラムに関する協定を締結した。
平成28年12月 本研究科と国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構との教育研究協力に関する協定を締結した。
平成29年1月 本研究科と大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構との教育研究協力に関する協定を締結した。
平成29年9月 本研究科と国立研究開発法人森林研究・整備機構との教育研究協力に関する協定を締結した。
平成30年3月 本研究科とラオス国立大学との部局間交流協定を締結した。
平成31年4月 インド工科大学グワハティ校との共同学位(ジョイント・ディグリー)プログラム「岐阜大学・インド工科大学グワハティ校国際連携食品科学技術専攻」を設置した。
令和2年4月

第9代研究科長に平松研教授が就任した。

令和5年8月

本研究科とキングモンクット工科大学ラカバン校産業教育学部と部局間交流協定を締結した。